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プロジェクトの価値を最大化するマネージャーの資質とは?――マーケターからPM職へ転身した山國に聞きました

お客様の抱える課題を解決し要望を実現するためには、質の高いデータ活用スキル、それを扱うデータサイエンティストだけでなく、優秀なプロジェクトマネージャーの存在が欠かせません。

グラフのチームの力を最大化するプロジェクトマネージャー(以下、PM)に必要な資質とは一体どんなものなのでしょうか。

今回は、5年以上マーケタ―としてのキャリアを持ちながら、PMとしてグラフにジョインしたアルゴリズム開発一部リーダーの山國に聞きました。



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山國亘(やまくに わたる)PROFILE






大手外資系ネットワークハードベンダーのプロジェクトに参画し、営業活動の支援を行う。その後、外資系クーポン企業に入社し、審査業務のリーダーとして新規事業の立ち上げや部内のレベルアップのためのナレッジマネジメントプロジェクトに参画。
前職は、葬祭業のWEBマーケティングを担当し、売上の拡大からマネジメントまでを行う。2018年1月より株式会社グラフに参加。
社内プロジェクトのリーダーを経てPMへ転身






――まずはこれまでのご経歴について教えてください。

これまでは、どちらかといえばマーケターとしてのキャリアが中心でした。といっても最初のキャリアは営業からスタートしまして、個人でWEBマーケティングの勉強をするうちに、仕事もそちらにシフトしていったような感覚です。いくつかの業界を経験しながら、サイトのUI・UX改善や広告まわりの運用など、キャリアの大半はWEBマーケティングに携わっていました。

前職では、サイト改修や、web広告運用のインハウス化など、社内方針を見直すようなプロジェクトをリードする立場にありました。そういう意味では、今のPMの仕事とも共通点がありますね。



――グラフにジョインしたきっかけは何だったのでしょうか?

もともと代表の原田とは知り合いだったということもあり、転職活動中に相談を持ちかけた際に、グラフにジョインしてほしいというオファーがあったことが直接のきっかけです。

私自身、AI・データサイエンスの領域に興味があり学びたいと思っていましたし、その領域に行くなら、日本のトップデータサイエンティストである原田の下で働きたいと思うようになりました。

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▲入社以前から交流があった代表の原田に誘われてグラフへ



――PMへの転職はいかがでしたか?

マネジメント側を経験していたこともあって、職種が変わること自体には特別な決断をしたという感覚はありません。ただ、これまでは事業会社での就業経験が中心だったため、提案を行う側に挑戦したいとは思っていました。

実際にPMとして働くようになって、一つひとつの案件の規模が大きいこと、1,2年以上の長期プロジェクトに関わるということに大変なやりがいを感じています。反面、もちろんプレッシャーもあるのも事実ですが......。

これまで自分がクライアント側の立場ということはあったものの、今は全く反対の立場に立ち、プロジェクトの成果はたくさんの人が目にすることになる。関わっているどのプロジェクトに対しても身が引き締まる思いです。



グラフのPMに必要な資質とは



――PMにはどのようなスキルが必要とされると思いますか?

ビジネススキルというよりはヒューマンスキルというか......心構え的な部分でも良いでしょうか。

PMにとって最優先事項となるのは、プロジェクトを滞りなく前に進めることです。そのため、要所要所で表に立つ必要がありますし、締めるべきところできちんと締める必要があると思っています。

認識ひとつをとっても、小さなブレが重なればそれに伴ってリスクが高まっていきます。

方向性や認識にずれが生じた際には、その妥当性や合意地点を判断する力が求められますし、クライアントや関係各社、そしてプロジェクトメンバー間で合意を形成する際にも、口頭ではなく、ドキュメントに落とし込むなど、細かさも必要になってくるように思います。



――割と"縁の下の力持ち"という側面が強いのかと思っていました。

確かにそういった側面はありますね。細かなスケジュール調整は大切ですし、関係者全員が気持ちよく仕事できる環境を作りたいというのは常々思っています。

その一方で、関係者が多ければ多いほど、やはり方向性はぶれやすくなっていきますので......。放置して手遅れにならないためにも、常に軌道修正はしなければなりませんし、そういう意味では結構神経を使う仕事かもしれません(笑)

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――前職までの経験が生かされていると感じる点はありますか?

前職とは間逆の立場に入れ替わってはいるものの、社内プロジェクトのリード経験はそのままPMにも生かされているかと思います。

また、WEBマーケティングの仕事が長かったので、その領域の知見が土台にあったことも良かったですね。データサイエンスは、それをさらにエンジニアリング寄りに深めたものなので、基礎があればキャッチアップしやすいと感じています。

あとは単純に、提案書などの資料をきちんと作成できるということは大きいと思います。単に「仕上げれば何でもいい」ではなく、提案内容がお客様の求めることに合っているか、相手がどこまで求めているのかを考える想像力が求められます。

また、当たり前のことではありますが、細かな点に気づいて調整するという点も大切ですね。代表の原田もよく「神は細部に宿る」ということを言いますが、資料作成においてもプロジェクト進行においても、細かなことに気づく観点を持っているということは、プロジェクトマネジメント能力にも通じるように思います。



――これまでお話を伺ってメリハリというか......胆大心小であろうとする姿勢が大事なように思えてきました。

――PM=プロジェクトの番人という印象ですが、その点で何か意識していることはありますか?

プロジェクトメンバー内で共通の認識を持ち続けるということが重要だと思っています。

PM自身がブレないようにするためには......「気にしすぎない」ということも一つだと思います。リスクを感知する能力は必要とされる一方、細かな情報に左右されすぎてしまうと判断ができなくなってしまいますので。

個人的には、前職までと現職で、心構えや姿勢が大きく変化しているという感覚はありません。関わる人の期待に応えたいですし、仕事においてはとにかくきっちりしたいと思っています。

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組織の拡大に向けて



――山國さんは今年の4月より、アルゴリズム開発一部のリーダーに就任されました。今後のことについてお話いただけますか。

ありがたいことに案件が増えつづけているので、まずはPMを担当するメンバーを増やしていきたいと思っています。

グラフという会社は、お客様の「わからない」という抽象的な点から出発し、課題を具体化させ、ビジネス価値を創出していく会社です。

グラフのメンバーが以前言っていた言葉を借りれば、「お客様のためにだったら頑張れる」――そうした誠実な姿勢を持ち続けたいと思います。



――どのような方と一緒に働きたいと思いますか?

一番に求めることは、自走できる人です。

もちろん社内にはデータサイエンティストやエンジニアなど、より専門的な知見を保有しているメンバーがおりますので、わからないことは聞いてほしいと思っています。ただ、PMは自力で細かな気づきを得ることが必要な能力のひとつになってきますので、受動的な人だと少し難しいかなという気持ちがあります。

「グラフ」としての品質を維持するためには、やはり相手の期待値を上回る努力が必要になります。クライアントは大手企業ばかりで、大きな案件にすぐに携われる機会はありますが、責任感を持って、相手が求めていることを絶えず追求できる方と協働していきたいと思っています。



山國さんありがとうございました!

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